原因と対応方法

最凶の敵!ニキビ跡!その原因は瘢痕!?

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さていろいろとニキビの撃退方法を語って来ましたが、皆様撃退出来たでしょうか?

私は今まで紹介してきた方法でほとんど新しいニキビは出来なくなりました。やったね!これでコンプレックスからの開放だ〜!

違います。

大戦争の末、やつらは大変な戦火を残して行きました。そう…

ニキビ跡です

もはやニキビと戯れてきた人々の永遠の課題、最強、最悪の敵と言っても過言ではないでしょう。

今まで戦ってきたのは本隊ではなかった?というぐらい強いです。私もこいつとは今も交戦中です。

そんな憎きニキビ跡とは?今回はその発生メカニズムを見ていきましょう。「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」ですよ!

ニキビ跡とは

まずニキビ跡とは、簡単にいうと、ニキビによる炎症で組織が損傷してしまい、傷跡が瘢痕として残ってしまった状態です。

*瘢痕(はんこん)とは、いわゆる傷あとのことで、真皮ないし皮下組織に達する組織欠損が生じたあとの皮膚に肉芽組織ができ、その上を表皮が覆って治癒した状態をいいます。

ニキビ跡の出来方

1.ニキビができる

毛穴の中に皮脂が溜まり、アクネ菌などが感染することで炎症性のニキビができます。

詳細はこちら → にきびについて

2.瘢痕組織が生まれる

ニキビの炎症ダメージが真皮まで到達するとそこに傷がつきます。

その傷を直そうと、体は肉芽組織を用いて突貫工事で埋め合わせようとします。

これが瘢痕となり、ニキビ跡の要因となります。イメージとしては、手術痕や傷痕のようなポコッと盛り上がった皮膚です。

3.瘢痕組織が広がる

瘢痕は、炎症の程度により、毛穴の形を残したままその周囲に瘢痕が広がる場合と、毛穴の形が失われて大きな瘢痕を形成する場合があります。

前者は毛穴が開いたようなタイプのニキビ跡(アイスピック型)に、後者の場合は凹んだニキビ痕に、さらに脂肪層まで瘢痕化した場合には大きなニキビ跡(クレーター型)になってしまいます。

 

以上のような流れでニキビ跡ができます。

顔の傷を治そうとした結果、心に傷ができるとは、皮肉な話ですね(笑)。

余談:ニキビ跡ができる人、できない人

さてニキビ跡は皆さん同じ過程を通るはずなのですが・・・。

こいつも昔はニキビ面だったのに、今では綺麗な顔だぜ・・・っていう人いますよね。

そう、ニキビがニキビ跡になってしまう人には特徴があります。

色素沈着によるニキビ跡は、ニキビが炎症を起こしやすく、大きな赤ニキビが形成されやすい人。

クレーターのニキビ跡は、炎症を起こしやすい、または顔の皮膚が厚い人です!

考えてみてください。

クレーターみたいなニキビ跡がある人って、漢って感じの顔が濃ゆい人に多くないですか?

皮膚の厚い方は、ケロイド化しやすい傾向にあるようです。また、皮膚が厚いから、瘢痕化する箇所が多いのですね。

そのため深いニキビ跡もできるし、光の乱反射によってその部分が余計に目立つという悪循環。最悪ですな(笑)。

逆に女性や中性的な男の人には、クレーターみたいなニキビ跡って少ないですよね。

そういう人達は、赤ニキビなどの色素沈着によるニキビ跡が目立ちます。

特に肌が白かったりするとね。

しかし、こちらはだいたいが、時間がたつと消えてくれます。

だから、学生時代はニキビがすごくても、大学、社会人になるころには綺麗になっているのですね。うらやましいかぎりです。

色素沈着のニキビに悩む方は、我慢すればだいたい治ると思いますので根気強く頑張って下さい。

まとめ

ニキビ跡について紹介しました。

せっかくニキビが落ち着いてきたのに、そのあとが消えないなんてほんとムカつきますよね(笑)。

ニキビ跡はほんとになかなか治りません。

皆さんあきらめないで、戦っていきましょう。

次は、畜生なニキビ跡を種類別に紹介します。

→ 狂気!ニキビ跡(ニキビ跡タイプ別の紹介)

 

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